敗者戦は波乱が起きにくい。そう言われている。
確かにその通りだ。ただ、「波乱が起きにくい=狙えない」ではない。
女子戦の敗者戦には、明確な根拠で狙える選手がいる。
この記事では、ジキルが最終日の予想で最も重きを置いている視点を中心に解説する。
敗者戦とは何か
ボートレースは通常、以下のスケジュールで進む。
- 初日〜4日目:予選
- 5日目:準優勝戦+一般戦
- 最終日:優勝戦+一般戦
最終日の一般戦、いわゆる「敗者戦」に出場するのは、準優勝戦で優勝戦進出を逃した選手たちだ。
準優勝戦に進出した18名のうち、優勝戦に乗れるのは6名だけ。残りの12名が敗者戦に回ってくる。
なぜ準優敗退組が狙い目なのか
ここが核心だ。
準優勝戦に進出できたということは、その節においてエンジン状態が良く、モーターとのマッチングも良好で、総合的な調子が高かったことを意味する。
優勝戦を逃した原因が「展開に恵まれなかっただけ」というケースは多い。
実力的には優勝戦に乗っていてもおかしくない選手が、敗者戦に出てくる場面が頻繁にある。
この「惜しくも優勝戦を逃したが調子はいい」選手を敗者戦で狙う。
これがジキルの最終日予想における最も根拠のある視点だ。
敗者戦は他の選手が無理をしない分、調子のいい選手の実力がそのまま出やすい。荒れにくいレースだからこそ、調子の見極めが効く。
敗者戦のその他の特徴
イン有利の傾向が強まる
敗者戦は選手が無理をしないため、スタートが全体的に慎重になる。その分、1コースの優位性がさらに高まる。女子戦ではこの傾向が特に顕著だ。
ベテランは最後まで着を取りにくる
消化試合のように見えるが、一流でなくてもB1クラスで現役を続けている選手は、どの日も確実に着を取りにいく姿勢を持っている。レーサーの階級は2連対率と3着内率で決まる仕組みだ。敗者戦であっても点数を積み上げる意識は変わらない。
新人にチャンスが生まれやすい
スタートが全体的に慎重になる敗者戦では、外枠の新人選手にも捲りが決まりやすい状況が生まれる。節間を通じて伸び型のエンジンと確認できていて、展示でも伸びが目立つ新人がいれば積極的に狙える。
まとめ
敗者戦で最も根拠を持って狙えるのは、準優勝戦を戦った選手の中から調子のいい選手を選ぶことだ。
優勝戦を逃した理由が展開だったのか、実力差だったのかを見極める。その判断材料として、節間のモーター状態と準優勝戦での動きを確認しておくことが重要だ。
モーターの見方については、以下の記事で詳しく解説している。


