「なぜ、あなたは負けるのか。なぜ、ギャンブルは偶然でなければならないのか」
ボートレースを愛し、提供する側に身を置く私だからこそ、最初に伝えなければならないことがあります。それは「ギャンブルの定義」です。
この記事では、精神論を一切排除し、払戻率や控除率といった「物理的な壁」と、ギャンブルの本質である「偶然性」について解説します。
もしあなたが今、負けを取り戻そうと躍起になっているなら、まずはその足を止めて、この冷徹な真実と向き合ってください。
はじめに
あなたは今、ギャンブルを楽しんでいますか? それとも、苦しんでいますか?
この記事を目にしているということは、一度でも「やめたい」と思ったことがあるはずです。やめたいけれど、やめられない。そんな葛藤の中にいるのではないでしょうか。
まずは、以下の7つの項目に素直に答えてみてください。
自己診断
- ギャンブルをするために嘘をついた。
- 使ってはいけないお金をギャンブルに使ってしまった。
- 自分の意思でやめられなくなったことがある。
- やり始めると、時間や金額がわからなくなる。
- ギャンブルをするために借金をしている。
- 原因で家族や友人と喧嘩したことがある。
- 負けをギャンブルで取り戻そうとしている。
【重要】診断結果と向き合う
- 5項目以上当てはまる方: 専門医、または専門機関を頼ってください。重度の依存症の可能性があります。「ギャンブル依存症 相談」と検索し、専門的なサポートを受けてください。
- 当てはまる項目があるが、まだ自分の意思で変えられる方: この記事は、あなたに向けて書いています。
- 当てはまらない方: これまで通り、健全に楽しんでください。
私は医師ではありません。
しかし、皆さんと同じようにギャンブルを愛し、ギャンブルの情報を提供する側(分析側)に身を置く人間として、この性質を正しく理解してほしいと願っています。
ギャンブルの定義:なぜ「偶然」なのか
ギャンブルとは、以下の3つが揃って初めて成立する遊戯です。
- 金銭や物品を賭けて勝負をする。
- 勝敗に関するルールが予め制定されている。
- 勝敗の結果は「偶然」もたらされる。
ここで重要なのは「偶然」の意味です。 辞書を引けば、そこには「何の因果関係もなく、予期しないことが起こること」とあります。
つまり、始まる前から結果がわかる「必然」は存在しません。
もし必然があるなら、それは「いかさま」や「八百長」です。真っ当な主催者は、偶然の場を提供し、参加者はその偶然に参加しているのです。
主催者の仕組み:あなたは25%を「支払って」参加している
皆さんは、主催者がどうやって利益を出しているか考えたことはありますか?
公営競技(ボートレース・競輪など)には「控除率」が存在します。
例えば、100万円の売上に対し:
- 払戻金(参加者へ):75万円
- 主催者の取り分:25万円
あなたが投票券を1枚買った瞬間、すでに購入金額の25%を参加料として支払っているのです。主催者は「勝負してくれ」と頼んではいません。あなたが自らの意思で、25%の手数料を払って「偶然」に参加している。これが現実です。
ギャンブルに参加する「本当の理由」
「勝ちたい」「お金を増やしたい」……それは本音でしょう。
しかし、お金を増やしたいだけなら、休日に副業をする方が確実です。
それでもギャンブルに惹かれるのは、別の理由があるからです。
私は、ギャンブルの正体は以下の2つだと考えます。
- 結果が出るまでの「ドキドキ感」
- 自分の選択が当たった時に得られる「自己肯定感」
宝くじを例にすれば、売り場を選び、日を選び、保管場所を選ぶ。その自分の「選択」が正しかったのかを確認する作業そのものを楽しんでいるのです。
結論:負けることを前提に「暇」を潰す
改めて言います。
ギャンブルは、負けることが大前提です。 負けることを前提に楽しむ、贅沢な「暇つぶし」です。
私生活に影響を及ぼさない範囲で遊ぶ。ここをスタート地点にしてください。
今後、このラボでは「ギャンブルをやめるための考え方」や、それでも続けたい人のための「適切な楽しみ方」を、ボートレースを題材に発信していきます。
自分は依存症かもしれない、と一人で悩まないでください。それは特別な病気ではありません。相談できる場所は必ずあります。
免責事項
本サイトに掲載する予想・分析・理論は、的中または結果を保証するものではありません。提供する情報はご自身の判断を補完するための参考材料であり、舟券購入を含む最終的な意思決定はご自身の責任においてお願いします。
選手名鑑を含む選手情報については、公式発表や取材内容をもとに掲載していますが、情報の完全な正確性を保証するものではありません。誤りが判明した場合は、速やかに修正いたします。
ボートレースの健全な楽しみ方について
ボートレースは、節度を持って楽しむことが大切です。生活に支障のない範囲で、無理のない適度な楽しみ方を心がけてください。 ご自身の利用状況に不安を感じた際は、専門の相談機関への相談をご検討ください。


